Concur Expense Standardの料金プランや口コミ・導入事例は?

Concur Expense Standardの料金プラン

Concur Expense Standardは、中堅・中小企業向けの経費精算システムで、初期費用は無料です。月額料金は3万円台から始まり、利用機能やユーザー数に応じて4つのプランが用意されています。具体的なプラン内容は以下の通りです:

  • オンリー:月額3万円台から。経費精算のペーパーレス化を目指す企業向け。
  • エントリー:個別見積もり。従業員の入力削減と経費の可視化を推進したい企業向け。
  • ベーシック:個別見積もり。リアルタイムな予実管理と柔軟な承認フローを求める企業向け。
  • ベーシック+:個別見積もり。外部サービス連携を実現したい企業向け。

各プランの詳細や料金については、公式サイトで確認できます。


Concur Expense Standardの特徴3つ

特徴1:ペーパーレス化の実現

    • QRコード決済アプリやコーポレートカード支払い、タクシー配車など、さまざまなサービスと連携し、経費明細を自動で取り込みます。
    • 紙の領収書をデジタル化し、電子帳簿保存法にも対応しています。

特徴2:モバイルデバイスでの操作

    • iPhoneやAndroid端末を利用して、移動中やスキマ時間に領収書の電子化、経費申請・承認が可能です。
    • アプリでの通知機能も備えており、効率的な業務遂行をサポートします。

特徴3:経費規程の自動チェック

    • 週末に発生した経費や接待費の上限超過、日当額など、自社の経費規程に基づいた自動チェック機能を搭載しています。
    • 不正支出を未然に防止し、ガバナンスの強化に寄与します。

Concur Expense Standardの主な機能

機能1:多様な決済手段との連携

    • 交通系ICカードやクレジットカード、PayPayなどの利用明細を自動で取り込みます。
    • 手入力の手間を削減し、精算業務を効率化します。

機能2:OCR機能によるデータ入力自動化

    • AIを活用したOCR技術により、スマホで領収書を撮影するとデータが自動入力されます。
    • 手入力のミスを減らし、迅速な経費処理が可能です。

機能3:会計ソフトとの連携

    • 会計ソフトに取り込むデータ出力が可能で、オプションでご利用の会計ソフト用にデータを加工できます。
    • 経理業務全体の効率化を支援します。

Concur Expense Standardの口コミ・導入事例

導入事例1:株式会社TableCheck

    • SAP Concurを導入し、会社の規模拡大に伴う経費精算業務の滞りを防止。
    • スマホでの精算レポート作成・承認により、残業や帰社の必要がなくなりました。
    • 経費精算という作業自体がなくなる日を期待しています。

導入事例2:日本通運株式会社

    • SAP Concurを導入し、3万4,000人の経費精算をペーパーレス化。
    • 事務作業の削減とペーパーレス化を実現し、紙書類を2/5削減。
    • 今後は入力作業ゼロの実現を目指しています。

導入事例3:株式会社TMJ

    • Concur Expenseを導入し、工数削減やガバナンス強化を達成。
    • 機能性やユーザビリティ、実績と将来性、柔軟な設計が評価されました。

これらの事例から、Concur Expense Standardが多様な企業のニーズに応え、経費精算業務の効率化とガバナンス強化に寄与していることがわかります。